[2014年03月11日]

みずぐるまひかりやまずよ蕗の薹

木下夕爾(1914〜65)

蕗の薹(ふきのとう)が春の季語。蕗の芽、蕗の花も同意の季語です。
夕食に、蕗の薹の天ぷらをいただきました。ちょっと苦味が効いていてさっぱりした味でしたね。蕗の薹を食べるとようやく春が来たという気持ちになります。
キク科の多年草。まだ雪の残っている川辺や土手に蕗の薹が顔を見せていますね。地中から卵形をした緑色の花茎が顔を出しますが、これが蕗の薹。摘んでたべるとほろ苦い味がして、焼いたり蕗味噌にしたり、てんぷらなどで春の食卓を飾ります。
この句は、春の光を浴びて、水車が回っている川辺に、かたまって顔を見せている蕗の薹の光景が浮かんできます。
今日は、東日本大震災日。復興の足音が本当に少しずつで、まだまだ東北には春が来ていないという印象です。先日、朝ドラを見ていたら軍隊から赤紙が来た若者は、「これで国の人になった」と言っていました。東北を助けるには「国」がもっと本腰を入れて対処しなければならないと思いました。
作者きのした・ゆうじの紹介は、2006年5月23日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今日は朝早くから、相模原市橋本の蓮乗院へ早めの彼岸墓参り、そのあとは調布の有料老人ホームへ姉の見舞い。

投稿者 m-staff : 2014年03月11日 09:48

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