[2014年03月12日]

水取や見知りの僧は参籠に

青木月斗(1879〜1949)

水取(みずとり)が春の季語。御水取、修二会(しゅにえ)、お松明(たいまつ)、二月堂の行いなども同意の季語です。
今日は、奈良東大寺二月堂御水取。3月1日から14日まで参籠の僧が国家鎮護の行法を二月堂の行と言い、修二会とも言います。その行法の中で最も知られているのが、お松明と御水取です。3月13日の午前2時前後から、二月堂のほとりの井戸から水をくみ取り、籠りの僧が松明を振りかざして石段を駆け上がり、お堂の回廊は庇が焦げんばかりの壮大な儀式が行われます。
関西では御水取がすんでから暖かくなると言われていますね。
この句では、作者の知り合いの僧が参籠のつらい苦行を経てきたのだと感激している様子がうかがえます。
作者あおき・げっとの紹介は、2006年5月23日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・大震災後の「災害関連死」が増えています。あの号絶な災害をせっかく乗り越えてもその後のケアが悲しいほどに進んでいませんね。国は何をしているのでしょうか。政府に憤りを感じます。

投稿者 m-staff : 2014年03月12日 09:56

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