[2014年03月17日]

春の山太鼓たたけば皮ふるへ

辻 桃子

春の山が春の季語。春山、春嶺、弥生山、春山辺なども同意の季語です。
窓から見える裏の武山も春になって全体にふっくらとして姿に変わりました。昔から日本人は四季の山の姿を俳句に取り入れています。「山笑ふ(春)」「山滴る(夏)」「山装ふ(秋)」「山眠る(冬)」など多彩です。春は、雪解けの山、草焼きの黒々した山、木々が芽吹きだす山、桜の咲きだした山、霞がたなびく山など、明るく生気が感じられます。
この句は、太鼓をたたけば皮がふるえるのは当たり前ですが、そこに「春の山」を取り合わせたことで、冬の枯れ山から木々が芽吹いた生気を取り戻したことによって、何となく艶めいて、くすぐればすぐに笑い出しそうになりますね。横須賀もようやく暖かくなりました。
作者つじ・ももこの紹介は、2009年3月13日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・ヤンキースのイチロー選手は40歳、外野手の定位置獲得のために、連日一生懸命にプレイをしています。マー君は、評判通りのピッチングですね。

投稿者 m-staff : 2014年03月17日 09:09

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