[2014年04月04日]

海苔粗朶にこまやかな波ゆきわたり

下田実花(1907〜84)

海苔粗朶(のりそだ)が春の季語。海苔、甘海苔、岩海苔、浅草海苔、品川海苔、葛西海苔なども同意の季語です。
海苔は、海中に立てた粗朶(そだ)で育ちます。近くの相模湾の荒崎でも粗朶を立てています。そこで育った海苔を長井漁協で売っています。
この句にあるように、海上一面に見える海苔粗朶の細かい網についた海苔もまた、あるかないかの細かいものでしょう。そのような気持ちで眺めるからか、波さえも細かく見えてきます。行きつ戻りつする波があればこそ、海苔は育ってゆきます。
作者は、俳人・山口誓子の実妹で新橋の芸妓。仲間の武原はんと高浜虚子に師事し、「ホトトギス」の異色の俳人と言われました。
作者しもだ・じつかの紹介は、2006年10月24日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・お待たせ、ようやくイチローが開幕。8番ライトで出場。野球解説の大島さん、相変わらずしゃべり過ぎてうるさいね。

投稿者 m-staff : 2014年04月04日 09:27

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