[2014年04月10日]

存念の旅のひと日の飛花落花

篠崎圭介

飛花落花(ひからっか)が春の季語。落花、花散る、散る花、花吹雪、桜吹雪、飛花、花屑、花の塵、花筏(はないかだ)なども同意の季語です。
松尾芭蕉の「おくのほそ道」は、冒頭に「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」で始まります。そのあとは、「草の戸も住替る代ぞひなの家」とつながります。人間も含めて宇宙万物はみな旅人のようなものと言っていますね。
この句の作者の存念もまた変転万化しています。そして「ひと日」を旅にさらすとき、やはり桜の「飛花落花」の中で深い無常感にひたるという、永遠における刹那の一瞬を見事に切り取っていますね。
作者しのざき・けいすけの紹介は、2011年6月22日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・小保方さんの記者会見。STAP細胞の有無と法律問題とに質問が混在したことによって長時間となり、彼女の心身にかなりの影響があったのではないでしょうか。気丈にふるまうことが新たな疑惑を生む場面もありましたね。

投稿者 m-staff : 2014年04月10日 09:45

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