[2014年04月14日]

麗かや松を離るる鳶の笛

川端茅舎(1897〜1941)

麗かが春の季語。うらら、麗日(れいじつ)も同意の季語です。
穏やかで、明るく、長閑な春の日の様子です。日差しはすべてに降り注いでいます。
「万葉集」には大伴家持の次の歌があります。
うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しもひとりし思へば
この句は、松の木の高い枝に止まっていた鳶が、啼きながら枝を離れて飛んでゆきました。輪を大きく描きながら鳴く鳶の彼方にはあくまで晴れ渡る春の空が大きく広がっています。実に雄大な風景を詠っていますね。鳶の鳴く声が心にしみてきます。三浦半島でいつも見ている光景でもあります。
作者かわばた・ぼうしゃの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今日の天気は麗か。桜は大分散りましたね。散ったあとの桜はすがすがしい印象です。そういえば、中国の空母「遼寧」はウクライナから購入したそうです。ウクライナの情勢は予断を許さない状況です。内戦にならないように祈りましょう。

投稿者 m-staff : 2014年04月14日 09:35

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