[2014年04月15日]

春山が見えてこの世の台所

橋 閒石(1903〜92)

春山が春の季語。春の山、春嶺(しゅんれい)、弥生山も同意の季語です。
窓を開ければ、裏の武山(約200メートル)がふっくらと見えます。
この季語は、春になった山の姿を言います。俳句では昔から、山笑ふ(春)、山滴る(夏)、山装ふ(秋)、山眠る(冬)と言い表しています。また、焼いた山、木の芽や下萌えの鮮やかな山、それに雪解山、花の山など、どれも春の山の姿として巧みに表現していますね。
この句の「この世の台所」は、金銭上のやり取りをする所帯のやりくりと考えられます。春山の明るいイメージと俗の金銭のやり取りを提示して、どこかおかしみをもたらしてくれます。そこが俳諧の良いところですね。
同じ作者に次の句があります。
春山の腰のあたりを越えゆけり  閒石
山の腰のあたりが膨らんでいますね。
作者はし・かんせきの紹介は、2005年5月4日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・小泉、細川元首相らは、脱原発を目指して、一般社団法人「自然エネルギー推進会議(仮称)」を設立するそうです。再生可能なエネルギー推進の研究にかかるとのこと。大賛成、応援します。

投稿者 m-staff : 2014年04月15日 09:31

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