[2014年04月17日]

初心にも高慢のあり初雲雀

原子公平(1919〜2004)

初雲雀が春の季語。雲雀、揚雲雀、朝雲雀、夕雲雀、告天子、雲雀籠、雲雀笛なども同意の季語です。
暖かくなってくるにつけ、雲雀は空高く舞い上がり、ピチクリ、ピチクリと長く複雑に囀っています。畑に巣を作って、地上に餌を求めて歩く姿は可愛らしい姿ですね。
「初心」には、「初心にかえる」とか「初一念」、「初心にかえって出直す」とか、好ましい語感がありますね。それに対して、作者は初心にだって高慢は潜んでいると詠っています。
この句は、無心に囀っている初雲雀の声が降ってくる中で、人間だけが初心にして高慢の病におかされていると断じています。雲雀に申し訳のない気持ちにさせられますね。
この句は、1993(平成5)年刊の句集「酔歌」に所収されています。
作者はらこ・こうへいの紹介は、2005年1月13日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた1」、岩波新書、1994年刊)
・ヤンキースの田中将大投手がシカゴ・カブスを相手のダブルヘッターダ1試合に8回まで107球、バントヒット2本だけ、三振10個と素晴らしいピッチングで2勝目をゲット。イチローは9回に守備で出場。

投稿者 m-staff : 2014年04月17日 08:19

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