[2014年04月18日]

北国の雨に風添ふ花杏

森 澄雄(1919〜2010)

花杏(はなあんず)が春の季語。杏の花、からももの花、杏散るなども同意の季語です。
NHKの朝ドラ「ごちそうさん」で「杏」という名前の女優が活躍しましたね。始めは変な名前と思いましたが、今では定着しましたね。
この花は、一見梅に似た花で、北国の春の感じを盛り上げてくれる花です。清楚にしてどこかにうら悲しいイメージがありますね。
中国が原産地。バラ科の落葉小高木で薬用として平安時代に渡来しました。淡紅色や白の五弁花を開きます。枝の伸びた木のほんのりと紅色がかかりとても美しく感じます。室生犀星の「杏よ花つけ」がよく知られていますね。
この句の作られたのは甲信地方、花杏を北国の風雨が叩いています。花杏に健気な印象を持ちました。
同じ作者に次の句があります。
花杏旅の時間は先へひらけ 澄雄
今日は、発明の日。
作者もり・すみおの紹介は、2005年2月22日を参照。
(出典:多田道太郎著「おひるね歳時記」、筑摩書房、1993年刊)
・韓国南部の沖合で発生した旅客船の沈没事故は、何かにぶつかりそうになったので右に急旋回したところ、積荷や自動車車両が左に偏って、船体のバランスが取れなくなり沈没したのではないかと言われています。今回の事故で韓国社会の様々な問題が噴出しています。

投稿者 m-staff : 2014年04月18日 09:12

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4762