[2014年04月20日]

世にありしわが名を呼ばれ朝寝覚む

井沢正江

朝寝が春の季語。
春の朝寝坊を言います。春は冬と違って寝心地が良くて、いつまでもうつらうつらとして、暖かい寝床にいつまでもくるまっていたい気持ちになりますね。また、眠りが足りた朝はとても気持ちが晴れ晴れとします。「春眠暁を覚えず」とは孟活然の詩。一度目が覚めてもまた眠りに誘われてゆく心持がよくわかります。
この句の作者は、どのような夢を見たのでしょうか。夢でときにはあの世まで遊びに行くこともあるのでしょうか。生きている楽しみの中で作者は常に死を考えているようです。
今日は、穀雨。24節気のひとつで、春雨が降って百穀を潤すと言う意味。
作者いざわ・まさえの紹介は、2008年2月19日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・韓国の沈没船の引き上げは至難の技、海峡を越えて悲しみが伝わってきます。
山越えし船の汽笛や二輪草  風伯

投稿者 m-staff : 2014年04月20日 09:25

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