[2014年04月26日]

家々や菜の花いろの燈をともし

木下夕爾(1914〜65)

菜の花が春の季語。花菜、菜種の花、花菜畑、花菜明り、油菜、花菜雨、花菜風も同意の季語です。
近くに、桜が咲くのと菜の花が開くのが同時の公園があります。なかなか味がある風景です。菜の花は明るく楽しく春の気分を横溢させてくれます。
作者の故郷は、広島県の福山市。はるかに田園が広がったところです。この句の風景は、一面に菜の花が咲いている畑があって、点在する家々では夕暮れ時の燈(ひ)が点りはじめました。農家の人々は仕事を終えて家に帰ります。そして、家庭でくつろぎ、一家団欒が始まります。そのような心温まるぬくもりまで伝えるかのように、灯りの色を「菜の花いろ」と現した詩人の感覚に共感します。
今日は、風呂の日。語呂合わせ。朝日新聞に映画「テルマエ・ロマノⅡ」の公開に合わせて全面広告10ページ以上の大宣伝。ヒットするかどうか見ものですね。
作者きのした・ゆうじの紹介は、2006年5月23日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・ウクライナが内戦の危機にあります。ウクライナ東部の親ロシア派と呼ばれる皆さんはどうして覆面をしているのでしょうか。きっとどこか後ろめたいところがあるからでしょうね。もっと正面切って自らの地方自治を獲得したらどうなのであろう。

投稿者 m-staff : 2014年04月26日 08:53

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