[2014年05月02日]

藤垂れてわが誕生日むらさきに

山口青邨((1892〜1988)

藤垂れてが春の季語。藤、藤の花、山藤、野藤、白藤、藤棚、藤見、野田藤なども同意の季語です。
5月になり若葉が光っています。近くの公園の藤棚の紫の藤が重々しく感じます。
マメ科のつる性落葉木。日本の原産で本州の山野に自生しています。大別すると花房の長い野田藤と短い山藤があります。枝先に長さ15から20ミリの香りのよい青紫色の花をいっぱいつけ、長いものは1から2メートルほどにもなります。長い花房を地上に垂れる姿は風情がありますね。
この句は、藤の花がゆったりと垂れている季節と作者の誕生日の光景が映し出されています。藤の盛りの季節は時に心豊かになりますね。
今日は、八十八夜。立春から八十八夜目。農事では遅霜の害を心配する大事な時期です。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句」NHKサービスセンター、2011年刊)
・韓国の旅客船の事故は、次から次へと様々な疑惑が噴出しています。これには常時、北朝鮮と戦争状態にあり、始終緊張していなければならない社会の、長い間に蓄積した疲弊感にあるようです。しかし、希望の灯りを絶やしてはなりません。亡くなった多くの高校生のためにも。

投稿者 m-staff : 2014年05月02日 09:11

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