[2014年05月04日]

雀子や走りなれたる鬼瓦

内藤鳴雪(1847〜1926)

雀子(すずめこ)が春の季語。雀の子、黄雀、子雀、雀の雛、親雀、春の雀なども同意の季語です。
晩春のころ、雀の卵は10日ほどで孵化し、2週間ほどで巣立ちをします。巣立ちをしてもまだよく飛べずに親鳥が付き添って、餌を与え、餌の取り方を教え、保護しています。このころの子雀はくちばしが黄色で、黄雀と言われますね。一番かわいい時期です。
この句は、ようやく飛ぶようになった子雀を詠んでいますが、作者は子雀と鬼瓦の取り合わせを楽しんでいますね。鬼瓦と子雀の親しみ合いに人情味を感じています。
この句は、1956(昭和31)年刊行の句集「新俳句」に所収されています。この作者の俳号「鳴雪」は、自らの性格が「成り行きまかせ」なので付けたと言っています。
今日は、みどりの日。
作者ないとう・めいせつの紹介は、2007年1月1日を参照。
(出典:大岡 信著「第七 折々のうた」、岩波新書、1989年刊)
・午前2時からの試合を半分寝ながら見ていました。ヤンキースの田中将大投手は4勝目を挙げました。まだ負ける気配はありませんね。彼が投げるとイチローを始め野手が張り切ります。この勢いを続けてほしい。

投稿者 m-staff : 2014年05月04日 09:01

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