[2014年05月08日]

たそがれの草花売も卯月かな

富田木歩(1897〜1923)

卯月(うづき)が夏の季語。卯の花月、花残月(はなのこりづき)、夏初月(なつはづき)、四月(うづき)なども同意の季語です。
卯月は、陰暦四月の異名で、今の五月に当たります。卯の花の咲く時期という意味ですが、ほかには稲を植える月、植月のこととも言います。花残月は山間にまだ桜が残っている月という意味ですが、北海道では桜が満開ですね。いずれにしても、日本中の花の大部分は咲きだして爽快な季節です。
この句は、花々が咲き乱れる黄昏に合わせて、「草花売」が客引きの声が下町にしている風景が浮かんできますね。まことに情緒のあふれる句です。
今日は世界赤十字デー。ウクライナがきな臭いですね。
作者とみた・もっぽの紹介は、2005年7月28日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・ロシアのプーチン大統領が軟化。ウクライナ東部の親ロシア派が自治権の拡大を求めて11日に行うとした住民投票の延期を呼びかけました。さて、事態の収拾はなるのでしょうか。スラブは火種ですね。

投稿者 m-staff : 2014年05月08日 09:14

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