[2014年05月10日]

夕焼や楽屋の前の水車

中村吉右衛門(1886〜1954)

夕焼が夏の季語。ゆやけ、夕焼雲も同意の季語です。
夕焼は、1年中見られますが、夏がとりわけ壮大で、荘厳な感じがしますね。
この句は、水の豊富な伊豆三島での旅興行中の作。夕焼が西の空にかかっているころ、楽屋の窓から外を見ると綺麗な川水に大きな水車がゆったりと回っています。次の舞台のへの化粧を忘れてじっと見入っていた、と詠っています。
この句は、1947(昭和22)年刊行の句集「吉右衛門句集」に所収されています。名優・初代吉右衛門は、高浜虚子門下の俳人でした。虚子は吉右衛門の俳句について、見たそのままを句にしたように見えていても、その奥には深い味が潜んでいると喝破しています。
作者なかむら・きちえもんの紹介は、2005年1月10日を参照。
(出典:大岡 信著「第九 折々のうた」、岩波新書、1991年刊)
・昨日のマリナーズの岩隈のピッチングは圧巻でした。コントロール良く球が低目に決まり、打者を翻弄しました。次回も楽しみです。今日は、田中将大がブリュワーズと対戦、野手が早目に点を取ってくれなければ、そろそろ打たれそうな気がしますね。

投稿者 m-staff : 2014年05月10日 09:12

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