[2014年05月13日]

虚無僧に犬吠えかかる桐の花

夏目漱石(1867〜1916)

桐の花が夏の季語。花桐も同意の季語です。
桐の花は、全国各地で古くから栽培されています。高さは10メートルほどで5月ごろになると葉の出る前に薄紫色の香しいにおいの花をたくさんつけます。高貴なイメージの花で遠くからよく見えますね。
今日は、愛犬の日。ジャパン・ケンネル・クラブが1994(平成6)年に制定しました。それにちなんだ句を探してみました。
この句の虚無僧(こむそう)をこのごろ見かけなくなりましたね。虚無僧とは、深い編み笠をかぶり、袈裟をつけて、尺八を吹きながら各地方を回って修行をする僧侶のこと。編み笠は、顔をすっぽりと隠してその表情を覆いますから、犬にとってはとても怖い得体のしれない人間に映るのでしょう。これは確実に吠えられること間違いありません。
この句は見たそのままを表現しています。映画のワンシーンのような趣がありますね。
作者なつめ・そうせきの紹介は、2005年2月17日を参照。
(出典:

投稿者 m-staff : 2014年05月13日 09:04

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