[2014年05月14日]

ひとの恋あはれにをはる卯浪かな

安住 敦(1907〜88)

卯浪(うなみ)が夏の季語。卯月波も同意の季語です。
今日も相模湾には白い漁船が何艘か漁をしています。
卯の花の咲く卯月の浪を省略して「卯浪」と言いますが、皐月浪ほど荒くはありません。また、ときには5月に多い天候不順がもたらす波浪を言います。情感はありますが暗い感じはありませんね。
この句では、卯浪と響き合うように、ひとの恋が登場します。作者は常々、風景の後ろに作者が、そして人生が無ければ面白くない、と指摘しています。
「卯浪」の後ろには一体どのような恋愛があったのでしょうか。ときには白波をたてて消えてゆく卯浪のような淡い、あわれな恋であったのでしょうか。いろいろと想像されますね。
作者あずみ・あつしの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今年のヤンキースは、投手陣が崩壊寸前。田中将大しか勝てる投手がいなくなりました。さて、ジラルディ監督はどうするのでしょうね。これは開幕前から心配されていたことです。イチローは腰痛で完全休養とか。

投稿者 m-staff : 2014年05月14日 09:43

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