[2014年05月17日]

来しも五月の海の松島瑞巌寺

中塚一碧楼(1887〜1946)

五月が夏の季語。
かの東日本大震災にもめげずに、松島は立ち直りつつあります。感動しますね。
松島瑞巌寺(ずいがんじ)は、宮城県宮城郡松島町にある臨済宗のお寺。1610(慶長15)年に伊達政宗により再興され、瑞巌円福禅寺として改称、松島寺とも言われています。そこから眺められる海には、大小260余りの島々が数えられます。まさに絶景と呼ばれ、かの芭蕉も感激し、日本三景の一つになっています。
この句は、一番良い季節、五月の松島に行った作者が心弾ませて、自由律のリズムで詠っています。
今日は、世界電子通信記念日。ITの進化はますます加速しますね。
作者なかつか・いっぺきろうは、岡山県玉島市の生れ、本名直三。製塩業の家に育ち、15歳ごろから句作。岡山中学を卒業してキリスト教の洗礼を受けました。飯田蛇笏らの早稲田吟社に入り、高浜虚子選の「国民俳壇」に投句しましたが、大学を中退して帰郷。河東碧梧桐選の新聞「日本」に投句、新傾向俳句の中心作家になり、自由律俳句を推進しました。句集は「一碧楼句抄」など。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今日は横浜で句会。忙しい。

投稿者 m-staff : 2014年05月17日 07:12

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