[2014年05月20日]

薔薇青し夜は子の言葉実るなり

松澤 昭(1925〜2010)

薔薇が夏の季語。薔薇(そうび)、しようびも同意の季語です。
18日に、横須賀港の向かい側にある「ヴェルニー公園」へ「薔薇」を見に出かけました。素晴らしい薔薇を見ながら、戦艦を見つつ、サンドイッチを食べました。原子力空母の「ジョージ・ワシントン」も寄港しておりました。
ここで言う「薔薇青し」の「青」は、実際の花の色ではありません。薔薇の若々しい生命力を言っています。そして、それが夜毎に子どもの話す言葉のように実ってゆくと詠っています。子どもの「言葉」が「実る」というつかまえ方が新鮮に映りますね。ところで以前、資生堂の関係会社が「青い薔薇」を制作したと聞いたことがあります。
この句は、1969(昭和44)年刊行の句集「神立(かむだつ)」に所収されています。
作者まつざわ・あきらの紹介は、2012年4月18日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた1」、岩波新書、1994年刊)
・2006年に亡くなった田中靖政先生も大の薔薇好きでしたね。七回忌には奥様から素敵な黄色の薔薇の図書カードをいただきました。使わずにしまってあります。

投稿者 m-staff : 2014年05月20日 08:51

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