[2014年05月24日]

石楠花の一花残りて籠堂

村越化石

石楠花(しゃくなげ)が夏の季語。石南花、しゃくなぎ、せきなんも同意の季語です。
公園でよく見かける石楠花は、西洋石楠花で、日本の石楠花は山に行かないと見られませんね。
ツツジ科の常緑低木。高山性の花木で、日本全土の山や周辺の渓谷に自生しています。高さは2メートルほどで葉は長楕円形、表面は光沢のある深緑色、裏面には褐色の毛が見られます。5月から6月にかけて、枝の先に大きなツツジに似た花を集めて咲きます。淡い紅色のほかに白花、黄色の花もありますね。
この句の「籠堂」は、お寺や神社で、信者が籠って祈念するお堂を言います。そのそばに盛りを過ぎた石楠花が一つだけ咲いています。作者の心境が伝わってきますね。
作者むらこし・かせきの紹介は、2005年3月5日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・今日は義兄の三回忌。場所は東京霊園高尾院、中央線の高尾までは片道3時間はかかります。

投稿者 m-staff : 2014年05月24日 09:01

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