[2014年05月25日]

水動き目高は止りをりにけり

稲畑汀子

目高が夏の季語。緋目高、白目高、ばんだいなども同意の季語です。
近くの富士見小学校の校庭には小さな池があり、目高が泳いでいて子どもたちがよく観察しています。
小さくて目が飛び出していて可愛いので、夏には鉢などに飼って、涼しさを楽しみますね。日本中どこにでもいるので様々な方言が生まれています。
メダカ科の小さな淡水魚。黒い色の目高と緋目高がいます。川や湖、沼、池などにいます。産卵期は晩春から秋で、多くの卵を産みます。
この句は、動かない目高に注目しているのがポイントです。動いている水の流れに逆らっておのれの力を精一杯出しています。ただ休止しているだけの静でないところに発見があります。機知をきかせて平明に表現しているところが眼目ですね。
作者いなはた・ていこの紹介は、2005年3月20日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・昨日は、東京霊園高尾院。爽やかな5月の風の炎天のもと、お墓でお坊さんのお経を30分聞いているうちに日焼けし、眠くなりました。

投稿者 m-staff : 2014年05月25日 08:56

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