[2014年05月29日]

麦の秋鴉も鷺も落暉追ふ

福田蓼汀(1905〜88)

麦の秋が夏の季語。麦秋、麦秋も同意の季語です。
多くの作物がこれから成長しはじめる時期に、収穫期を迎える麦畑が黄金色に熟した様子は昔懐かし風景ですね。このころは気候も安定して一番美しい季節です、「麦の秋」は収穫時の意味で、夏の季語。「落暉(らっき)」は西の空に沈む太陽のこと。その一時は、まるで舞台の風景画に当たる照明を見る思いです。
この句の光景は、まるでゴッホの麦畑の絵のようですね。空には、ねぐらへ帰る黒い鴉と白い鷺が交錯し、まるで絵のような落暉を追いかけている夕べの光景です。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年3月10日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・6月のブラジルW杯サッカーが楽しみです。優勝したいなどというアホな選手もいるようですが、それはどう考えても無理。1次予選を突破できたら良しとしましょう。それよりも世界のサッカーのトップ選手の動きを見てみたいものですね。

投稿者 m-staff : 2014年05月29日 09:06

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