[2014年06月08日]

一雨去り夏草の穂が力ぬく

松村蒼石(1887〜1982)

夏草が夏の季語。夏の草、青草も同意の季語です。
夏は草の繁殖期。草はいくら切ってもはびこってきます。古歌では、「夏草の」は枕詞で、夏草が草深く茂るので、「しげく」「ふかく」にかけて、また、日にしなえて萎えるので、「しなえ」にかけ、繁く生えた草を刈る意味から、「かる」にかけて葉が多いので「は」にもかけます。
さて、松尾芭蕉の「奥の細道」に、次の句があります。
奥州平泉の高館(たかだち)にて
夏草や兵どもが夢のあと  芭蕉
ここ高館は、夏草が茂るのみで、義経主従や藤原氏三代の栄華も、はかなく消えてしまったというもの。
今日の句は、芭蕉の句とは違って、急に雨が一雨来て、それまで元気に繁茂していた夏草がほっと一息抜いているような状態を伝えてくれます。
作者まつむら・そうせきの紹介は、2006年9月23日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・サッカーの日本代表は、点を取られたら取り返すという綱渡り。攻撃主体のチームですから仕方がないと言えばそれまでですが、そこからどう守備をこなすかが一番の課題ですね。

投稿者 m-staff : 2014年06月08日 09:13

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