[2014年06月11日]

土くれはどんな味する燕の子

正木ゆう子

燕の子が夏の季語。子燕、親燕も同意の季語です。
燕の子の姿は、尾も短く、のどもとの粉色で、親燕にかかりっきりですね。巣で餌を待っている姿や飛ぶことを習い始める格好など、とても可愛らしいものです。前に住んでいた横浜・妙蓮寺のクリーニング屋さんの軒に、燕が巣を作っていて、子燕たちの姿をみて楽しんだことがありました。
燕は年2回産卵します。1日に1つずつ、5つほど生んで、17,18日で孵り、その後20日で巣立ちをします。
この句の「土くれ」は、土の塊のこと。燕は、泥をついばんできては人家の梁などに巣を作ります。その習性をよく見て、浮かんできた様子を句に詠んでいます。とても良いところに目をつけていますね。
この句は、1994(平成6)年刊行の句集「悠(はるか)」に所収されています。
今日は、暦の上での入梅。湿度が100%に近いですね。
作者まさき・ゆうこの紹介は、2014年3月4日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた2」、岩波新書、1995年刊)
・ブラジルでのW杯サッカーは1か月間、何も起きなければいいのですが、治安の上で何か起こりそうないやな予感がします。セキュリティに万全はありません。政府に対する国民の不満にテロリストが便乗しそうです。

投稿者 m-staff : 2014年06月11日 08:59

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