[2014年06月13日]

夏うぐひす総身風にまかせゐて

桂 信子(1914〜2004)

夏うぐひす(鶯)が夏の季語。老鶯(ろうおう、おいうぐいす)、乱鶯(らんおう)、残鶯(ざんおう)なども同意の季語です。
裏の武山では、いまだに元気で鶯が鳴いています。夏鶯は、聴くものに活力を与えてくれます。
春早い時期に、低地で鳴いていた鶯は、夏になるとしだいに山地へ移動してゆきます。鳴き声もホーホケキョという鳴き方ではなく、チャッチャッという控えめな地鳴きに変わります。昔はこれを生気が失われたとして老いた鳴き声ととらえて「老鶯」と称しました。いまだ山地に帰らない鶯を「残鶯」と言います。
この句の「総身(そうみ)」は体全体、全身のこと。木のてっぺんで風に任せて鳴いている夏の鶯のしっかりとした鳴き声が聞こえて来るようですね。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・サッカー開幕戦のブラジルとクロアチアの一戦は3対1で地元の勝ち。ネイマールの活躍はさすがでした。それに贔屓目ですが、日本人・西村主審の毅然とした判定ぶりに拍手を送ります。両方の選手を見事に采配しました。これが後に続く試合の標準になればいいのですが…。

投稿者 m-staff : 2014年06月13日 09:12

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