[2014年06月14日]

白はちす夕べは鷺となりぬべし

三好達治(1900〜64)

白はちす(蓮)が夏の季語。蓮、蓮の花、はちすの花、蓮華、紅蓮、白蓮(びゃくれん)、蓮池も同意の季語です。
今、NHK朝ドラの「花子とアン」に「白蓮」が登場し、もちろん柳原白蓮のことですが、出てくれば主役の花子を脅かし、作品がいささか混乱していますね。
蓮の花は「蓮華」と言い、極楽のシンボルですね。たしかに花は清らかで、美しく、とても良い香りがします。
スイレン科の多年草。インドが原産地と言われています。日本でも古代蓮の実が発見されて、かなり古い時代に渡来したものと思われます。夏になると蓮の池や沼、田んぼなどで白や淡紅色の花を開きます。花のあとに花托が伸びて、蜂の巣のようになるので「はちす」と呼ばれています。
この句は、なんと美しい表現でしょうね。白いはちすが夕べになると鷺になって空へ飛んでゆくという感覚は詩人ならではですね。素晴らしい。
作者みよし・たつじの紹介は、2005年4月9日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010刊)
・サッカーで前回優勝のスペインがオランダに5対1でまさかの惨敗。これから団結しなければ苦難の道が待っています。日本はコートジボアール(象牙海岸)に引き分けで良しとしなければなりませんね。

投稿者 m-staff : 2014年06月14日 09:41

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