[2014年06月16日]

五月闇燐寸に照りて男消ゆ

堀井春一郎(1927〜76)

五月闇が夏の季語。梅雨闇、夏闇も同意の季語です。
梅雨のころは、空の雲は厚く、昼間も暗いので五月闇と言いますが、またそのような時には、夜もひとしお暗い感じで、あやめもわかぬ闇夜になります。昼にも夜にも使われますね。
この句は、梅雨時の闇夜ですね。タバコに火をつけるために燐寸を擦ったのでしょうね。この時に闇に浮かんで、すぐに消えた男の顔。何かミステリアスで外国映画の一シーンのようです。ダンディーな作者は束の間の恋を楽しんでいるのでしょうか。五月闇にも艶を感じる句ですね。照明の豊かな現代においては、なかなか闇の実感は湧きませんが、明暗の微妙な変化が伝わってきます。
作者ほりい・しゅんいちろうの紹介は、2007年12月24日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・サッカー日本チームは、わずか120秒の間に、2点を取られて逆転されました。FIFAランキング46位の日本が23位のコートジボアールに負けるのは当たり前と言っては、何も始まりません。言い訳は無し、これが実力ですね。15位のオランダは1位のスペインに勝ちました。次回は20日のギリシャ戦。これまで登場した22チームの中で一番汚いアンフェアなチームはフランスと対戦したホンジュラス。

投稿者 m-staff : 2014年06月16日 08:59

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