[2014年06月17日]

竹落葉時のひとひらづつ散れり

細見綾子(1907〜97)

竹落葉が夏の季語。竹の葉散る、笹散るも同意の季語です。
裏の武山でも竹落葉がたくさん見られます。
竹はイネ科で竹と笹に分かれます。筍が伸びるにつれて竹の皮が落ちるものが竹、落ちないものが笹ですね。竹は「古事記」にも登場するように、昔から日本人の生活に密着した植物です。竹林の美しさは1年中見飽きることがありません。初夏に新葉が生じ始めると。常緑樹と同じに古い葉が落ちます。竹の林はいつも薄暗く、数多くの竹落葉が地面に重なっています。陰暦の5月にはよく根付くことから竹を植えます。
この句は、竹の散っている様子を「時のひとひらづつ散る」と表現したところに見事さを感じます。まことに上手い喩えですね。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・サッカーの祭典、ドイツが今のところ一番強い印象ですね。それにして、サッカーの選手は下半身がボロボロになりそうに思います。

投稿者 m-staff : 2014年06月17日 09:37

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