[2014年06月28日]

風鈴の舌をおさへてはづしけり

川崎展宏(1927〜2009)

風鈴が夏の季語。風鈴売りも同意の季語です。
風鈴の起源は、中国の仏堂や塔などのある軒の四隅に吊り下げられた風鐸から来ています。日本では鎌倉時代から始まり、室町時代に上流社会で流行り、茶室などの軒に飾られました。庶民は釣忍などに風鈴をつけて楽しみ、風鈴の音は昔から魔除けとされていました。一昔前は、家々の軒先に吊るされて町に美しい音を響かせていました。冷房も扇風機もない時代、暑さを忘れさせてくれる庶民の暑さしのぎでしたね。
この句と同じ経験をしたことがあります。風鈴を一軒家の自宅で付けて、その音のうるささに閉口して風鈴の舌を外しました。涼しさを求めて付けたのに逆効果でしたね。マンションに入居してからは風鈴をつけなくなりました。
作者かわさき・てんこうの紹介は、2006年2月21日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・自・公で「集団的自衛権」を閣議決定するという、何という愚挙。国とは、国民とはいったい何でしょうか。いくら考えてもわかりませんね。

投稿者 m-staff : 2014年06月28日 08:59

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