[2014年06月30日]

阿弗利加の赤のブブゼラ明易し

榊原風伯

明易しが夏の季語。短夜、明やす、明早し、明急ぐも同意の季語です。
この句は、2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会の時に作りました。
前回に出場した日本チームは、予選のグループリーグを勝ち点6、2勝1敗で決勝トーナメントに出場、パラグアイにPK戦で敗退。優勝はスペイン、オランダは2位でした。
この大会で問題になったのは「ブブゼラ」。南アフリカでは、サッカーの試合でサポーターが応援のためにブブゼラという楽器を吹き鳴らす習慣がありました。ブブゼラは音が非常に大きく、試合の妨害につながる可能性があり、使用を禁ずる声があって騒ぎになりました。しかし、使用は禁じられませんでしたね。今でもあの音が耳の底に残っています。
この句の阿弗利加はアフリカのこと。赤、明易しと韻を踏んでいます。
明易しは、夜が明け易くなったこととアフリカがまだまだ明けていなことへの感慨が中心になっています。
七月やサッカーボールの無回転  風伯
これは本田選手のシュートをイメージしました。2014年ブラジル大会での同選手は、昔日の面影が消えていましたね。お疲れ様。
(出典:俳誌「炎環」、2010年9月号より)
・サッカーとは過酷なスポーツ。試合では、前半、後半、延長と120分戦ってPK戦。今朝のギリシャは、アホなサントス監督のせいで負けたようなもの。監督は、審判に抗議を重ねて退場に。そのあとPK戦で1人失敗してコスタリカの勝ち。選手が可哀相。

投稿者 m-staff : 2014年06月30日 09:04

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