[2014年07月01日]

夕月に七月の蝶のぼりけり

原 石鼎(1886〜1951)

七月が夏の季語。
七月になりましたね。七月を「文月」と呼ぶようになったのは、中国から移入された七夕の行事に、書物を開いて空気にさらす風習があることから来ていると言われています。
この月はなお梅雨が続きますが、その間の暑さも格別ですね。まして梅雨明けとなると文字通り盛夏になります。同時にまた、夏休みを迎えて海や山へ出かけることが多くなり、若い人にとっては暑ければ暑いほど元気になるのは生きている証。その意味ではこの月ほど若さと老いを分かつ月はありません。
この句は、暑さがまだそこここに残っている七月の夕暮れ時の空に白い月がかかっていて、黒い蝶がのぼってゆきます。月と蝶の取り合わせが一幅の絵を見るような光景ですね。まことに美しい光景に打たれます。
今日は、世界自然遺産になった富士山の山開き。御来光を見に多くの人が登っていることでしょうね。また、山形新幹線開業記念日。1992(平成4)年のこの日に開通。従来線を拡張して同じ線路を走っています。
作者はら・せきていの紹介は、2006年6月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・集団的自衛権。自衛隊の諸君もよその国の大義なき戦争にかり出されるのは嫌でしょうね。

投稿者 m-staff : 2014年07月01日 08:43

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