[2014年07月07日]

白雨にはしり下るや竹の蟻

内藤丈草(1662〜1704)

白雨(ゆうだち)が夏の季語。夕立、よだち、夕立雲、村雨なども同意の季語です。
夕立は夏の夕方に多く、発達した積乱雲によって起こり、雷を伴うことが多くありますね。
作者は、草庵住まいの世捨て人であったために、孤独に日々を慰めてくれる小動物を好んで詠んで無聊を慰めました。この句は、竹に蟻がいるところに夕立が来て、驚いたというただそれだけですが、その姿が面白いところから即、句になりました。情景がよく見えますね。
作者は、芭蕉に入門すると才能を高く評価されました。名誉欲のない人物で芭蕉の没後は滋賀県の膳所に仏幻庵を結び孤独の生涯を終えました。
この句は「丈草発句集」に所収されています。
今日は、小暑、この日から暑気に入ります。七夕(秋の季語)。
作者ないとう・じょうそうの紹介は、2010年6月15日を参照。
(出典:大岡 信著「第七 折々のうた」、岩波新書、1989年刊)
・金田が投げて長嶋が打つ、そのような「読売巨人軍」の茶番劇をテレビで見ました。何を今さらという気持ち。骨董品は動かないから価値があるのです。動いたら惨めですね。

投稿者 m-staff : 2014年07月07日 09:25

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