[2014年07月20日]

裏庭のさかきの花も卑しからず

阿部みどり女(1886〜1980)

さかき(榊)の花が夏の季語。花榊、坂樹、賢木、楊桐、真榊、竜眼木も同意の季語です。
榊は、常緑樹なので、栄樹(さかえぎ)の意味で榊の名前が付いたと言います。榊の字は日本で作られました。
つばき科の常緑の小喬木。枝を神事に使うのが古くからの慣わし。夏に葉のつくところから白い花が下向きにつきます。花びらは五枚で香りがあり、のちに黄色に変わります。
ところでいつも気になることですが、さかきは、「示す偏」なのか「ネ偏」なのかということです。ソフトの「WORD」では、もっぱら「示す偏」の「榊」を使っています。「ネ偏」はありません。私のところのさかきばらも「ネ偏」を使います。先ごろ経団連の会長になった「さかきばらさん」は始め混同されて使われていましたが、いつの間に「ネ偏」に定着したようです。
この句は、作者の家の裏庭に咲いている榊の花は、よその家のそれに比べて卑(いや)しくはないと反語的に詠っています。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
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投稿者 m-staff : 2014年07月20日 09:31

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