[2014年07月24日]

糸ほどのものすでにして百足虫なり

山口波津女(1906〜85)

百足虫(むかで)が夏の季語。蜈蚣(むかで)も同意の季語です。
前に住んでいた妙蓮寺の家では、この虫が出てきて大騒ぎしたことがあります。
百足虫は、節足動物で、体と頭と多くの環節のある胴からできています。その環節からは各々一対の足が出ており、全部で数十の足があります。刺されると痛く、気持ちの悪い虫ですが、これがなんと益虫なのです。湿った暗いところに生息しています。毘沙門天の使いと言われていますね。でも足が無気味です。この句には、作者独特の発見があります。幼い百足虫をよく観察していますね。
この句は、1987(昭和62)年刊行の句集「紫玉」に所収されています。
同じ作者に次の句があります。
殺したる百足虫を更に寸断す  波津女
この句は、前の句と違って、作者が刺されたせいか怒りが充満しています。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた2」、岩波新書、1995年刊)
・ダルビッシュが投げ、イチローが打席に、ワクワクしますね。ベンチでは田中将大が見ています。いい試合をしています。高校野球北北海道大会は、今日、旭川のスタルヒン球場で釧路勢同士の決勝戦が行われます。

投稿者 m-staff : 2014年07月24日 09:38

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