[2014年07月26日]

炎天の葛くぐりゆく水のこゑ

宇佐美魚目

炎天が夏の季語。炎気、炎天下も同意の季語です。
炎天は、真夏の灼けつくような太陽の空、天気を言います。炎天という言葉の響きには「炎帝」を連想させますが、その連想は凄まじさを想起させ、白熱の陽光にあるすべての人、すべてのものに威圧感を与えます。
この句の状況は、真夏の炎天の空に、谷には葛が生い茂って、一面を覆い尽くしています。その下をきれいな水が流れています。目には見えませんが、聞こえてくるのは水音ばかりといった光景が浮かんできますね。もともと日本人には、一木一草にも生命が宿ると言った思想があります。その生命を写そうとしたところにこの句の眼目があります。
作者うさみ・ぎょもくの紹介は、2006年6月21日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・メジャーリーグのヤンキースとブルージェイズが対戦。ヤンキースの黒田博樹投手は現在6勝6敗。今日も1回に3点入れられましたが、これを持ちこたえるのが彼のスタイル。タフな精神力の持ち主ですからね。イチローも川崎も元気に跳ねています。

投稿者 m-staff : 2014年07月26日 08:52

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