[2014年08月02日]

雲の峰幾つ崩れて月の山

松尾芭蕉(1644〜94)

雲の峰が夏の季語。積乱雲、入道雲、峰雲、雷雲、坂東太郎も同意の季語です。
夏の代表的な雲と言えば「積乱雲」ですね。青空に、白く大きな雲が垂直に伸びて輝いています。盛り上がる形から「入道雲」と言い、山並のように雲が並ぶ形から「雲の峰」と言っています。また雷雨や夕立を呼ぶことから「雷雲」、「夕立雲」とも言われます。「雲の峰」は漢詩から来ていますね。
「雲の峰」と言えば芭蕉のこの句が定番。芭蕉は月山の頂上を極めましたが、この句にそのときの感銘がこもっています。「月の山」は山の名前とともに月光に照らされた山を指し、その神秘的な山の姿を前にして、昼間の雲の峰と重ね合わしていて、素晴らしい効果をもたらしていますね。
作者まつお・ばしょうの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・今日も朝から強い日差しです。さてこれから調布へ行って、そのあと青山霊園へと大忙しの一日になります。熱中症にならなようにしなければなりませんね。

投稿者 m-staff : 2014年08月02日 06:48

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