[2014年08月04日]

打ちあげし花火の下に幾山河

西本一都(1905〜91)

花火が夏の季語。揚花火、仕掛花火も同意の季語です。
このごろの花火は、打ち上げをコンピュータによる制御としているせいでしょうか、機関銃のように続けて打ち上げていて、花火と花火の間が近すぎて余情が残りませんね。もう少し間隔を開けて楽しみたいものですね。
日本の花火は、鉄砲の伝来がきっかけで始まりました。鉄砲を解体して製法を研究した人により火薬の研究が進み、江戸時代になると花火として使われるようになりました。両国の川開きの花火などが有名になり、江戸中心に盛んになりました。日本の花火の美しさは世界でも指折りですね。香港で日本の花火を見たことがありました。
この句は、花火の美しさを「幾山河」という言葉でしっかりととらえていますね。
作者にしもと・いっとの紹介は、2007年1月29日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・8月2日は「田中先生を偲ぶ夏の会」でしたが、花火と言えば、当日は開国記念花火大会が横須賀で開催されて、その終了頃に帰宅しましたので、いつも空いているバスは超満員でした。それでも午後10時ごろには無事我が家にたどり着きました。

投稿者 m-staff : 2014年08月04日 09:24

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