[2014年08月07日]

秋立つや風幾たびも聞き直し

加賀千代女(1703〜75)

秋立つが秋の季語。今朝の秋、立秋、今日の秋、秋に入るも同意の季語です。
今日は、立秋。24節気のひとつで大暑の後15日目に当たります。この日から暦の上では秋に入りますが、ご承知のようにまだまだ暑い日が続きますね。しかし、雲の色、風の向きや強さの秋の気配が漂っていますね。暑中見舞いが残暑見舞いになります。
この句は、秋立つといえども、風はまだ夏の暑さを含んだように見えるけれども秋の涼しい風はまだ吹いていないのかしら、と家人に聞いている様子がうかがえますね。
季節に関する重要な感覚のひとつに風の変化が挙げられます。作者は風の微妙な変化に秋の兆しを感じようとしています。
作者かがの・ちよじょの紹介は、2008年8月4日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・残暑お見舞い申し上げます。猛烈な暑さと4日から連続の強風でエアコンも扇風機もかけずに過ごしています。また、ここのところ雨は降っていません。家の中は砂でザラザラしています。

投稿者 m-staff : 2014年08月07日 09:49

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