[2014年08月09日]

かなかなや川原に一人釣りのこる

滝井孝作(1894〜1984)

かなかなが秋の季語。蜩(ひぐらし)も同意の季語です。
強烈な暑さの中で「かなかな」が鳴きはじめました。ちょっぴり秋の匂いがします。
かなかなは、晩夏から初秋にかけて鳴く「蜩」の幾分哀調を帯びた鳴き声は涼しげでどこか寂しげに聞こえます。鳴くのは主に明け方や夕刻になります。蝉の鳴き方の中で、かなかなが一番美しいと言ったのは小泉八雲ですね。
作家の作者は、飛騨高山の生れ、少年の日に河東碧梧桐に出会い、新傾向俳句に入門しました。小説家になり、地位を確立した後も俳句を作り続けました。
夕刻まで川原で鮎釣りをしていた作者は、かなかなの声を聴いてそろそろ宿へ戻ろうとしていますね。
今日は、長崎原爆忌。
作者たきい・こうさくの紹介は、2005年4月27日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・台風11号の影響で甲子園の高校野球は中止。11日にそのままずれ込むことになりました。各地から来ている応援団の皆さんは費用がかさみ大変でしょうね。今日は千葉から長男一家が泊りに来ます。小学校1年生男児の顔を見るのが楽しみです。

投稿者 m-staff : 2014年08月09日 08:48

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