[2014年08月21日]

彼の世より光りをひいて天の川

石原八束(1919〜98)

天の川が秋の季語。銀河、明河、星河、銀漢も同意の季語です。
空には、無数の星が川のようにとりまいています。1年中見えますが、春には低く地平に沿い、冬は光が弱く高くなりますが、夏から秋にかけて起き上がり、仲秋には北から南にのびて夜が更けると西の方へ向かいます。銀を砂のようにまぶして美しくまた七夕とも結びついて星合の伝統にもなっています。
この句は、現実存在の光と影を同時に見つめていますね。影の部分から光の部分にかけて、まるで天の川のように現れているようだと詠っています。もちろん、「彼の世」とは、あの世、死後の世界、来世を指しますね。
この句は、1987(昭和62)年刊行の句集「人とその影」に所収されています。
作者いしはら・やつかの紹介は、2005年4月5日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」、邑書林、1996年刊)
・甲子園で高校野球の3回戦が行われています。昨日の試合でまことに期待外れだったのが盛岡大付属、松本投手はどこか体調が悪いようで投げる腕が下がっていました。そのほかの3試合は私の予想通りでした。

投稿者 m-staff : 2014年08月21日 08:15

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