[2014年08月26日]

おみなめし遙かに咲きて黄をつくす

松崎鉄之介(1918〜2014)

おみなめし(女郎花)が秋の季語。女郎花、粟花も同意の季語です。
この花が野にそよいでいる様子は、やさしく女らしい風情がありますね。その一方で栽培品は大形ですが、野の風情には劣ります。
おみなえし科の多年草。秋の七草のひとつ。しなやかな茎に羽根状に裂けた葉が対生しています。茎の上部で枝分かれして淡い黄色の花を傘形につけます。
作者は、22日に95歳でお亡くなりになりました。前俳人協会の会長、本名:松崎敏雄。大野林火に師事し、シベリアから復員後、俳句に専念し、93年から俳人協会の会長を3期務めました。作風は質朴、自然と自己との接点に句の高まりを求め、真情吐露を核心にしていました。
この句のおみなめしは、花瓶に挿すと美しくありますが、こぼれるのが早い特色がある花でもあり、女性の特色をも想像させますね。
作者まつざき・てつのすけの紹介は、2005年4月8日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」、邑書林、1996年刊)
・高校野球の決勝戦は好ゲーム。最後まで勝負の行方がわかりませんでしたね。大阪桐蔭には傑出した選手がいるわけでもなく、どうしてこのチームが優勝できたか不思議ですが、そこを監督力で越えたように思います。西谷監督は、実に甲子園野球を研究しています。さあ、来年はどのようなチームが全国から集まるのでしょうね。球場には赤とんぼが飛んでいます。

投稿者 m-staff : 2014年08月26日 09:22

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