[2014年08月30日]

家小さく木犀の香の大いなる

高野素十(1893〜1976)

木犀(もくせい)が秋の季語。金木犀、銀木犀も同意の季語です。
この花は、香りを楽しみますが、花にも風趣がありますね。それでも花よりもまずは香りが先の印象があります。
中国が原産のモクセイ科の常緑樹。渡来したのは江戸時代と言われています。この木の幹の肌の文様が犀の皮に似ていることからこの名前があります。白い花が咲くのが銀木犀で橙の花を開くのが金木犀です。この木は質がすぐれているので彫刻などの細工物になります。
この句は、作者の家でしょうか。小さい家作であっても木犀の香りはたとえようもなく大きいと詠っています。
同じ作者に次の句があります。
この門の木犀の香に往来かな  素十
木犀の香に純白の犬二匹  
掲載の3句とも景色がよく見えますね。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:多田道太郎著「おひるね歳時記」、筑摩書房、1993年刊)
・大手予備校「代々木ゼミナール」が存亡の危機とか。代ゼミを運営する学校法人「高宮学園」は創立者の高宮行男氏以来、一族で経営。理事長ら幹部の閉鎖的な体質が問題とされてきました。予備校がだめなら不動産屋になるとか。一番困るのは受験生、そして代ゼミの職員ですね。

投稿者 m-staff : 2014年08月30日 09:30

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