[2014年09月03日]

萩に手をふれて昔の如く訪ふ

深見けん二

萩が秋の季語。白萩、山萩、鹿鳴草、玉見草、萩散る、こぼれ萩なども同意の季語です。
マンションの回りには夏の終わりごろから一面に萩が群生していて賑やかに開花しています。ひょっと見には雑草の如くに繁茂しています。
萩は、秋の七草のひとつ。もともとは山野に自生する落葉低木。マメ科ハギ属の総称です。北米、東アジアを中心に分布していますが、日本はその中でも種類が多く、花野美しいものが見られます。山萩、宮城野萩、錦萩がその代表ですね。花が枝ごとにしなやかに揺れる様子や散りこぼれる姿は日本人にこよなく愛されてきました。
この句は、郷里の家を訪ねて、繁茂している萩に手を触れて、昔ながらの感触を思い出したと詠っています。「訪ふ」は「とう」と読ませるのでしょうね。
作者ふかみ・けんじの紹介は、2008年1月8日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・今日は自民党の役員人事と内閣改造が発表されます。またぞろ放言の心配の多い大臣たちが誕生しますね。

投稿者 m-staff : 2014年09月03日 09:30

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