[2014年09月06日]

帰る家あるが淋しき草紅葉

永井東門居(1904〜90)

草紅葉が秋の季語。草の錦、草の色、草の色づくも同意の季語です。
秋も少しずつ深まってゆくと、特に霜が降りるようになると、山野の草草はさまざまに色づきます。樹木の紅葉とは違った静かな風情を古人は「草の錦」と言っていとおしみました。
草の色づく姿で、おとぎりそう、おかとらのお、とうだいぐさなどは特に美しく感じられますね。全体に小さく地味で目立ちませんが、荒れさびた感じやあわれさが漂います。
この句の作者は、帰る家があってもそこには楽しい団欒は無く、どうにもならない心の想いを句に仕立てていますね。草紅葉がよく効いています。
作者は作家の永井龍男。
作者ながい・とうもんきょの紹介は、2006年12月4日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・10月1日から「横須賀市の下水道使用料金」が平均17%値上げになります。値上げの理由は、施設の老朽化に伴う維持管理費の増加などとなっております。私のところでは2か月で713円の増額。同じようなことが日本全国で起きているようですね。

投稿者 m-staff : 2014年09月06日 09:34

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