[2014年09月07日]

愛着のその根は枯れし女郎花

高瀬梅盛(1619〜1702?)

女郎花(おみなえし)が秋の季語。
この花は、秋の七草。その姿はどことなく女性らしい印象がありますね。昔から恋の歌などによく詠われてきました。作者にも愛着の人がいたのでしょうね。その思いきれない深かった仲も今では切れて枯れてしまったと女郎花に重ねてせつない気持ちが伝わってきます。
作者は、芭蕉よりも25歳上の貞門派。元和、元禄時代の人。
この句は、「徒然草」の「まことに愛着の道、その根深く源遠し」を踏まえています。
今日は語呂合わせでクリーナーの日。
作者たかのせ・ばいせいは、京都二条に住み通称・太郎兵衛。剃髪して宗入居士と号しました。俳諧を松永貞徳に学び、歌学に通じていました。貞門七俳仙の一人として勢力がありました。篤実円満で、古風を守り、覇気には乏しくても、俳壇に隠然たる力を持っていたと言います。編著には「口真似草」「鸚鵡集」などがあります。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・テニスの全米オープン男子準決勝で錦織 圭選手が世界ナンバーワンのジョコビッチ選手を3対1で破りました。これで優勝が見えてきました。ここまでくれば勝つしかありませんね。とかくケガが多く、ガラスの圭と呼ばれていた彼が大変身。楽しみです。

投稿者 m-staff : 2014年09月07日 09:29

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