[2014年09月08日]

舟底を無月の波のたたく音

木村蕪城(1913〜2004)

無月が秋の季語。仲秋無月、曇る名月、月の雲も同意の季語です。
陰暦8月15日の十五夜に、曇り空のために、名月が隠れて見えないことを言います。しかしながら、空にはどことなく満月の明るさが漂っていますね。月は見えませんが満月の夜であることを感じさせる夜です。
「山家集」には有名な無月を詠ったものがあります。
「月見れば 影なく雲に包まれて 今夜ならずば闇に見えまし」
この句は、湖でしょうか、海でしょうか。無月の夜に、ひたひたと舟底をたたく音がしています。作者ならずとも秋の無常が押し寄せてきますね。
今日は、白露(はくろ、このころから秋気がようやく加わってきます)、そして十五夜。
作者きむら・ぶじょうの紹介は、2007年8月3日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・今、朝の9時半、メジャーリーグのジャイアンツとタイガースの一戦、デトロイトは満月です。横須賀の今晩は曇りですね。昨日は女子野球W杯決勝、日本対アメリカをテレビ観戦。野球は守りから始まると言われますが、日本の選手は基本に忠実で、これぞ野球というスタイルを確立して4連覇、お見事。プロ野球では、北海道日本ハムの大谷翔平選手が「10勝、10本塁打」を達成。凄い記録が生まれました。これからどのような選手になるかますます楽しみです。

投稿者 m-staff : 2014年09月08日 09:38

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