[2014年09月09日]

己が影を踏みもどる児よ夕蜻蛉

富田木歩((1897〜1923)

夕蜻蛉(ゆうとんぼ)が秋の季語。とんぼう、あきつ、やんま、麦わらとんぼ、塩辛とんぼ、精霊蜻蛉も同意の季語です。
西公園野球場では、夏の間に群れて飛んでいた蜻蛉は、数を減らしてそれでも秋の陽を浴びながら遊泳しています。
蜻蛉は、晩春から晩秋まで飛んでいますが、昔から秋の季語とされています。昆虫をとらえて食べ、幼虫はやごで、水中生活をします。種類は日本で百種以上あると言われています。翅をぴんと張って飛ぶ様子はすっきりと勇ましく、速力も昆虫界では一番優れていますね。
この句は、夕方になって蜻蛉が遊泳している中を、家に帰るのが嫌な児が自分の影を踏みながら遊んでいます。もうすぐ子を呼ぶ母の声が聞こえて来るようですね。
今日は、語呂合わせで救急の日。
作者とみた・もっぽの紹介は、2005年7月28日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・USオープンテニスの決勝で、残念ながら錦織 圭はクロアチアのマリン・チリッチに3対0で敗退。面白い10日間でしたね。また、体を鍛えなおして次のチャンスをつかんでほしい。もう世界のトップクラスに並んだと思います。

投稿者 m-staff : 2014年09月09日 09:34

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