[2014年09月13日]

破蓮の動くを見てもせりふかな

中村吉右衛門(1886〜1954)

破蓮(やれ蓮)が秋の季語。敗荷(やれはす、はいか)、破れ蓮(はちす)も同意の季語です。
蓮は、日本人の生活に密着したものですが、夏に新しい葉を水面に浮かべ、葉はやがて水上に広がります。秋風が吹き始めると次第に破れて風に鳴り、索漠とした姿になります。冬になれば、葉は枯れて、枯蓮になります。
この句は、1947(昭和22)年刊行の「吉右衛門句集」に所収されています。
初代の中村吉右衛門は、40代の半ばから高浜虚子に師事して俳句に精進しました。品格のある句を多く作り、俳諧をたしなむ歌舞伎俳優は江戸時代から多いのですが近代では群を抜いています。この句は名優の日常を詠んで味わいがありますね。
作者なかむら・きちえもんの紹介は、2005年1月10日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今回の「朝日新聞」の大騒動の動向を、読者としてじっくり見極めようと思います。以前から鼻持ちならない記事が多く、一部の方々からは嫌われることが多かったのも事実です。間違いは粛々と訂正して、あとは正しい記事を作り、供給することです。

投稿者 m-staff : 2014年09月13日 09:03

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