[2014年09月15日]

目を閉じて聞き定めけり露の音

三遊亭円朝((1839〜1900)

露の音が秋の季語。露、白露、朝露、夜露、露の球、露けし、露時雨なども同意の季語です。
露は、夜半に、空気中の水蒸気が、冷えた草木や石などに触れて水滴になったものを言います。秋に最も多いので秋の季語になっています。秋分前の15日間が白露の節気。草むらなどでは白玉のような露を結びます。そのこぼれる音を聞くと言うのはまことに五感が研ぎ澄まされていますね。
作者辞世の句。
聾ひて聞きさだめけり霧の音  円朝
「聾ひて」は、「みみしひて」と読みます。耳が聞こえなくなってという意味です。進行性麻痺の症状として難聴にかかっていたと思われます。
今日は、敬老の日。
作者さんゆうてい・えんちょうは、江戸湯島の生まれ、幕末明治に活躍した不世出の噺家。音曲師橘屋円太郎の息子。落語家の二代目三遊亭円生に入門。三遊派再興を狙って、派手な衣装や演出で落語界に新風を起こしました。自らの創作落語を高座にかけて、言文一致運動の先駆けとなりました。良く知られているのは「怪談牡丹灯籠」。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・「昭和天皇実録」には、様々な昭和史の断面が記述されています。その中で「米国の沖縄占領継続を希望する」という昭和天皇の「沖縄メッセージ」は、当時の国際状況からとはいえ、いまだにこれからも沖縄を苦しめています。

投稿者 m-staff : 2014年09月15日 09:28

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