[2014年09月19日]

稲稔りゆつくり曇る山の国

廣瀬直人

稲稔りが秋の季語。稲、初穂、稲穂、稲田、稲の秋、稔田、中稲(なかて)も同意の季語です。
台風やゲリラ豪雨の心配の中で、一面に黄金色の稔りの秋が広がっていますね。イネ科の1年草。早稲は9月上旬ころ、晩稲は晩秋の霜の降りるころに成熟します。その中間に実るのが「中稲」で大部分はこれに属しています。
この句の「山の国」は、作者の住んでいる甲府盆地を意味しています。周りが山に囲まれているので夏は暑く、最高気温を更新することもあります。それでも平和な田園であることは間違いありません。
「ゆつくり曇る」は、牧歌的な表現。大自然の中で今年もきっと豊作であること祈りたくなります。大きな句を謳い上げています。
なお、今年の作柄は「平年並み」と言われていますね。
今日は、子規忌。糸瓜忌、獺祭忌と言います。
作者ひろせ・なおとの紹介は、2006年2月6日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今日は相模原へ早めの墓参り。そのあと調布の姉のところへ。

投稿者 m-staff : 2014年09月19日 07:07

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